エンジニアリング部門
大野由敏さん
(所属:設計、勤務5年)
地元の高校を卒業し、新卒で設計部門に配属され5年目。日頃はCADを使ってボルト一本から特殊な工具まで設計しています。今でこそCADは使えますが、入社当時は先輩に教えてもらいながら必死になって覚えました。できるだけ迷惑をかけないよう自分でも使い方を勉強しながら、何とか1人立ちできはじめたのは2年目以降。設計に関しては繰り返すことでレベルアップできますが、クライアントとの打ち合わせの難しさはまだまだ修行中。
特殊な機械の設計も多く、どのように使うか、どのように設計すれば使いやすくなるかなど、図面ではわからない部分を聞き出すことが難しさでもあり、腕の見せ所かもしれません。まだまだ私自身はそこまで到達していませんので、先輩の姿を見ていると学ぶことばかり。
設計したものを作り上げるだけでなく、その製品がどのような現場でどれだけ喜ばれるように作るかということが大事だと教えられています。場合によっては、使われる現場に足を運び、工場の作業内容や使う場所の広さなども加味しながらイメージを膨らませていきます。いかにして喜ばれる製品を作るか、難しい発注の製品も多いのですが、そこにやりがいを感じています。
■ 長崎で働く企業を探している皆さんへ
私たちが創る製品は小さな物かもしれませんが、クライアントの現場にとっては大切な物ばかりです。必要とされるものをゼロから作り出すやりがいある仕事です。私自身が感じた新人時代の経験を活かし、新人の皆さんに伝えていきたいと思っています。